ついに道具作成に手を出してみる2012/10/06 19:31

釣りという趣味の奥深いところで
道具の自作という世界があります。

フライフィッシングで言えば、フライを巻くのが一番身近ですが
凝ってくるとロッドビルディングといって、自分でロッドを組み上げることもできます。

さて、今回僕はそんな道具自作の世界に足を踏み入れようとしています。
何を作るかといいますと・・・ずばりランディングネットです。

このブログでも何度か愚痴を書きましたが
今使っているランディングネットは間口が狭く
それでいて深いので、写真を撮ろうとするとネットがねじれたり
地面に置こうとすると、ネットがたたまさって魚が見えなくなったり。
とにかく使いづらいのです。サイズも20センチを越える魚には
ちょっと小さい感じだし。
スペイおじさんにさえ、そんな小さいネットで何をすくうのかといわれる始末。

というわけで、かっこいいランディングネットが無いものかと
釣具屋さんを物色してきました。
ところがですよ、ランディングネットってちゃんとしたものはすごく高いんですね。
今使ってるやつは量産型で900円でしたが
ちゃんとしたのは一番安いのでも2万円ほど。
銘木を使って丁寧に仕上げているだけあって、きれいです。

さすがにそこまでお金は出せないと思っていたら
このランディングネットって自分で作れるみたいじゃないですか。
しかも結構簡単に。

なので、せっかくだし自分で作ってみることにしました。

工程は大きく2つ。
フレーム作成とネット編みです。

フレームは糸鋸などの工作機械が要るのですが
なんとスペイおじさんが道具を持っているらしいので
それを使わせてもらうことにしました。

とりあえず、家でできるのは網編みです。

網は何でできているのかと調べてみたら
クレモナという糸だそうです。

東急ハンズに行ったらあっさり売ってました。

クレモナ

こんな感じでロールになっています。
まずはこれを好みの色に染めるわけです。
編み終わってから染めることもできますが
それだと失敗したときに全部台無しになってしまうから
先染めのほうがいいみたいです。

近所の手芸屋さんに行って、染料を買ってきました。

染色


染料をお湯に溶かして、糸を染めること約1時間。
見た目は真っ黒ですが、これはダークブルーです。
本当はバイオレットにしたかったんですけど
染料が売ってなかったので・・・
ちなみに、バイオレットといっても紫色じゃなくて
ロイヤルブルーっぽく染まるようです。

染まった糸を洗剤で軽く洗い、乾かすことしばし。
きれいに染まった糸を巻き取ろうかと思ったら・・・
めちゃくちゃに絡まってました('A`;)

少しずつ巻き取りながらほぐしていったのですが
22時から初めて完全に巻き取れたのが日が変わって午前4時。
えらい時間のロスでした。
次からはもうちょっと考えます・・・

染色成功


ダークブルーという割には結構明るい感じです。
これから網編み作業に入っていきます。

うまくいけばちょこちょこブログに経過報告を載せてみます。
載らなかったら作るのを諦めたと思ってください・・・

初めて行く川2012/10/10 18:52

最近千歳川の水位が高く、なかなか釣りができないので
新しい川を探しに行ってきました。

向かうは喜茂別、尻別川上流方面です。
最近やたらとニジマスが釣りたい衝動に駆られています。
もちろんお金を払わないニジマスです。

千歳川でも釣れればいいんですけど
いつも行く場所ではまず見たことがありません。
スペイおじさんも、下流のほうに少しいるくらいじゃ・・・って言ってました。

今回は尻別川の支流のひとつ、オロウェンシリベツ川に入ってみました。

オロウェンシリベツ川

見た目はいい感じですが・・・なんか浅いです。
いつも千歳川で腰以上までつかって釣りをしているので
こんなすねより下の水位なんて新鮮です。

とりあえずドライで攻めてみました。
途中小指くらいのが釣れましたが、それ以外は反応なし。
ちょっと切ない結果です。

この川ニジマスいるって聞いてたんだけどなぁ・・・場所が悪いのか。

1時間釣り下って反応が無かったので、場所を変えることにしました・・・
と思ったら、雨が降り出した。今日は晴れ/曇りじゃなかったのか。

仕方が無いので、尻別川をさかのぼって場所だけ見て歩きました。
次回以降に期待です。

足はそのまま支笏湖方面へ。
モーラップのキャンプ場でトイレ休憩をしたあと
ふと湖面を見ると、岸から2~30mのところでたくさんライズしてるじゃないですか。

これは竿を出さないわけには行かないと思い
とりあえずシングルハンドロッドにドライフライをつけて投げてみました。

そしたらアタックはしてくるけど、どうもかからない。
魚が小さいようです。
沖のほうでは結構大きいのがライズしているので
ロッドをダブハンに持ち替えて再度挑戦。

ところが・・・ダメでした。今日は久々の釣果ナシ。
雪が降る前に、お金を払わないニジマスが釣れたらいいなぁ・・・

レーザープリンタを買ってみた2012/10/13 21:33

キヤノンのインクジェットプリンタが壊れました。

ここぞとばかり愚痴を言いますが・・・
プリンタのインク高けえよ!!!!!!

少ししか入ってない上に、これでもかってくらい
無駄に自動ヘッドクリーニングするから
実際に印刷できる量ってそれほど多くないです。
にもかかわらず、純正インクって全色買ったら数千円。
2回くらい買ったら本体の値段超えます。
他社製のインクを使うと壊れるとか保証対象外になるとか
ユーザーに脅しをかけるのもいただけません。

さらに!この無駄なクリーニングのせいで
ファーストプリントが遅いの何の。
ちょっと1枚印刷したいって時に、数分待たされるんですよね。

仕事でキヤノンの営業の人とよく話をするんですけど
このことを愚痴ったら申し訳ないって平謝りしてました。
まぁ営業さんのせいじゃないですけどね。
会社ではこっちのほうがよく無理を聞いてもらってるので
それ以上個人的な愚痴は言いませんでしたが・・・

キヤノンに限らず、プリンタメーカーはこの点を何とかしてもらいたいもんです。

というわけで、レーザープリンタに変えました。
今回買ったのはエプソンのLP-S520という機種です。
小型のカラーレーザープリンタです。
ヨドバシカメラで2万2千円。ポイントが9千円分あったので
1万3千円ですみました。

レーザープリンタ

ラックにもぴったり収まりました。
音が大きいかと思ってましたが、神経質な人じゃなければ
全然問題ないレベルだと思います。印刷もきれいです。

でも・・・よく考えたら、プリンタで印刷するのって
フライのタイイング方法とか、料理のレシピくらいなんですよね。
レーザープリンタ買うほどじゃなかったかも('A`;)


さて、今日は本当は釣りネタを書く予定だったんですけどね
千歳川に釣りに行ってきたんですけどね
水位が今まで見た中で一番高くて少しげんなりしたんですけどね
それでもはじめて歩くコースにどきどきしながら楽しんだんですけどね
距離で言うと170mくらい、時間で30分くらいの釣りだったんですけどね
にもかかわらず23センチくらいのブラウントラウトが釣れたんですけどね・・・

カメラもって行くの忘れました('A`;)
さらにメインのフライボックスも忘れてました('A`;;;)
たまたま積んでた湖用のモンタナマラブーがあったので
それを結んでダメもとでウェット的な流し方してたら釣れてしまって
逆にびっくりデス。こんなんでも釣れるのかと。
モンタナマラブーってリトリーブしなくてもいいのね。

秋の林道をのこのこ歩く2012/10/14 20:22

数日前の天気予報では、土曜日あたりから1週間ずーっと雨だったはず。
でも、昨日も今日も、晴れではないけど日中は外遊びができるくらいの天気。
いいほうに外れてくれているので、今日も千歳川です。

ちなみに、毎週通ってるこの千歳川ですが
僕の家からは高速道路を使って約45分。
距離は50kmちょいです。毎週200kmずつ車のメーターが上がっていきます。
こんな生活も、雪が降るまでのあと1ヶ月くらいでしょうかね。

今日は若干水位が下がったので、直角カーブからの
水中散歩ハーフコースに挑戦です。

フルコースだと、スタート地点まで道道の歩道を歩いていくのですが
半周コースは川沿いに林道を歩いていきます。

林道

なんかバケモノのようなものが出てきそうな感じですが
出てくるのは鹿とか猫くらいなもんです。

それにしても、落ち葉がだいぶ増えてきましたね。

魚の活性も上がってきているようです。
フライを流すと、1投ごとにコツコツとアタリがあります。
知ってますよ、このアタリは小指くらいの小さいヤツです。
ググッとくるアタリを期待して、ただひたすら流し続けます。

そしてカッパの水浴び場付近でそのアタリがきました。

ブラウントラウト


20センチ弱のブラウントラウトが釣れました。
やっぱこのネット、深すぎて写真撮りにくいわ・・・
早くネット編んでしまおう。

そして、昨日初めて入った水中散歩後半コース。

後半コース

ここは以前紹介した水中散歩コースでいうところの
ゴールの先にあるコースです。

スペイおじさんいわく、スタート地点からこの先までが
一連のプラクティスコースということです。
僕が今までこの先に行かなかったのは、別に難しいコースだからというわけではなく
単に距離と時間的に、練習場をゴールにしたほうがちょうどいいからです。
車も止めてあるので、準備も片付けも楽だし。

水中散歩コースがプラクティスコースと呼ばれているのは
その名のとおりさまざまなテクニックを駆使しないと
すべてを攻めきることができないため、練習にはもってこいのコースなのです。

千歳川上流部は写真で何度も紹介しているとおり、
両岸はブッシュになっていて、基本的に川の中を下って釣りをします。
後半コースはブッシュに加えて、上空に木が覆いかぶさっていたり
大きな倒木が3本、川の中に横たわっているため
通常のオーバーヘッドによる釣りはほぼ不可能です。

シングルスペイ、スネークロール、90度角度変換のスペイ、サイドスペイ
流心をまたぐため、スラックキャスト、カーブキャストなどなど、
これらをすべて駆使して、初めて100%攻めきれるのです。
オーバーヘッドは一切つかいません。
というか、使うと一瞬でブッシュを釣ってしまいます。

もちろん、これらすべてができなくとも、最低限シングルスペイができれば
釣りになります。僕も普段はシングルスペイとスネークロールだけで
釣りをしていますし、それで毎回ちゃんと釣れています。
ただ、どんな場所に行っても応用が利くように
100%攻めきれるだけのテクニックを身につけることは非常に重要なのです。
このコースを100%制覇できれば、おそらくどんな場所でも
問題なく釣りができるようになっているでしょう。

なので、僕は釣りを楽しむのはもちろんメインですが
毎週千歳川に通ってスペイおじさんにテクニックを習いながら
こういう場で実践してスキルを磨いているわけです。

ほんと楽しいです。これは僕にとっての一生の趣味でしょうね。

さて、このプラクティスコースの本当のゴールはどうなっているかといいますと・・・

堰堤跡

こうなってます。間違ってもここに突っ込んでいかないようにw
カヌーで下ると楽しそうですけどね。。。

ただひたすら蛙又結び2012/10/23 23:52

ランディングネットを編んでいます。
毎日1時間くらいずつ、暇つぶしがてらに。

ネット

現在17段目。
ただひたすら蛙又結びを繰り返す、地味な作業です。

現在底に向かって目を減らして行っているところなので
若干ゆがんで見えますが、これで正常です。
球体を床に無理やり広げているような感じです。

ここまできたけど、まだフレームには手をつけていないんです。
まもなく川釣りも寒さで厳しくなるので、このネットに魂を入れるのは
来年になりそうです。

無事完成すれば・・・の話ですけどね。