次元が違う音・・・2013/01/04 13:48

パソコンのスピーカーって、世間ではどれくらい気を使われているものなんでしょう?
多くの人は、「音が出ればいい」くらいの感覚でしょうかね。

音の世界は、こだわりだしたら諭吉が数百人集まっても足りないくらい
非常にお金のかかる世界だそうで。
僕はそこまでのこだわりはありませんし、聴き分ける自信もありません。
とはいえ、おまけのようなしょぼいスピーカーで満足できるほどでもなく。
いわば中途半端なこだわりの持ち主です。

今日の記事はマニアに言わせたら「何言ってんの?バカなの?無知なの?」などと
言われそうな内容ですが、なんせ中途半端なヤツなので
あたたかく見守ってやってください。

大阪にいたころに使っていたスピーカーが、RolandのMA-20Dというものでして
これがまたやや大きめのサイズで、机の上に置くにはやや厳しいものです。
でも、音はクリアで厚みがあって好きでした。

今調べたら、これ普通のスピーカーじゃなくて、モニタ-用のスピーカーらしいです。
普通のスピーカーは、心地よく音楽が聴けるように
何らかの味付けが加えられることが多い(低域を持ち上げたり)そうですが
モニター用は原音に忠実に再生されるのだとか。

当時の部屋は、机の前にちょうどいい出窓があって、そこにぴったり収まっていたから
問題なく使えたんですけど、引越しをしてからそれがなくなり
置く場所に困ってしまったわけです。

机に置けなくなったからには、何か代わりのものを探さなくてはいけませんよね。
というわけで、価格.comなどを参考にしながら
よさげなスピーカーを探した結果、ロジクールのZ323に行き着いたわけです。
(ここ、マニアの方突っ込まないでね!)

これに行き着くまでに、3回ほど買い換えたんですけど
結局Z323を含めて満足できるものではありませんでした。
なぜ妥協したかというと、もうこれ以上お金使いたくなかったのと
サイズもちょうどいいし、「まぁいいや」って思ってしまったんですね。

で、1年ほど使ったんですけど、やっぱり音の悪さには我慢できず
ためしにMA-20Dを置いてみることにしたわけです。
机の上を片付けたら、意外と置けました。
どれだけ机の上が汚かったんだか。。。

それがこれです。

MA-20D

もう机がいっぱいいっぱいです。

でもね、音はまったくの別次元でした。
音がクリアで厚みがあると最初に書きましたが、まさにそんな感じです。
ロジクールのスピーカーでは聞こえなかった音が聞こえるんです。
クラシックだと特にはっきりしていて、ロジクールのスピーカーは
演奏者と楽器がいくつか欠けてるんじゃないの?ってくらい薄っぺらいのに対して
MA-20Dは、その場にいるようなって言ったら大げさですが
目を閉じると、楽器一つ一つが見えてくるような、それほどの大きな違いです。

あと、音が鳴っている場所も違って聞こえるんですね。
ロジクールはスピーカーから鳴ってますよ!って感じなんですけど
MA-20Dは楽器の位置なんかもちゃんとわかるんです。

数年間ダンボールに押し込めておいたなんて
ほんともったいないことしました。

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