それハイキングやない、岩登りや! ― 2024/05/03 19:09
芦屋にいいハイキングコースがあると聞いたので
早速行ってきましたよ。
阪急芦屋川駅で下車すると、駅前からハイキングコースが始まりのようです。
準備をしている人がたくさんいました。
住宅街を30分ほど歩くと、山道に入ったのですが
なにやらロックガーデンとか書いてあります。ロック?岩ですか?
この時は岩は景色の一部だとばかり思っていたのですよ。
進み始めてすぐに異変に気付きます。
あれ、ハイキングって手も使うんだっけ?
こんな感じの道・・・というか崖ですよ、もうね。
手も使ってよじ登りながら、ハイキングとは?と何度も考えましたが
ここまで来たら前に進むのみですよ。
こんな道が20分ほど続きましたかね。
風吹岩というところにたどり着きました。
岩登りに必死で周りを見る余裕なんてなかったのですが
気づけばこんなところまで登っていたようです。
いつも行っていた山とは体力の消耗具合が桁違いです。
ハイキングだとばかり思っていたのが、実はロッククライミング的な何かだったのですからね。
この先もまだ道は続いているようですが、今回はここまで。
ぶっちゃけ帰りのほうが下が見える分、怖かったです。
さて、あれだけしんどい思いをしたのに、翌週再度同じ道を歩くことになりました。
風吹岩の先まで行ってみようと思い立ったのです。
地図を見ると、雨ヶ峠というところが風吹岩から1時間ほどで
スタートから往復4時間弱となり、ハイキングの第2ステップとしては
ちょうどいい時間になりそうです。
まぁハイキングじゃなくて岩登り+山登りですけどね。
雨ヶ峠まで行って景色を見ながらカップラーメンでも食べて帰ってくる予定でした。
風吹岩を過ぎると、普通の山道になりました。
あぁハイキングってこういう感じですよ。若干登山ぽいですけど。
で、山道を歩くこと1時間弱。雨ヶ峠につきました。
2時間ほど歩いてきたので、心地のいい疲労と空腹感。
さぁきれいな景色を眺めながらカップラーメンでも食べようじゃないか!
と思ったのですが、ここ・・・・
何にもないんですよ。山の中で景色も見えず。
こんなところでカップラーメン食べて帰るのは
なんか違う感が激しいです。
もうね、この際だから六甲山最高峰とやらまで行ってやろうじゃないかと
変なスイッチが入ってしまいました。
六甲山頂まではさらに1時間ほど歩くようです。
道中はほんと山道です。登山です。
自然の中を歩くのはすごく気持ちがいいのですが
それなりにきつい山道なもんですから
途中で俺何やってるんだろう・・・って思いながら
ひたすら歩き続けましたよ。
そして雨ヶ峠から1時間ほどで六甲山最高峰にたどり着きました!
いや、頑張ってよかったです。
景色がすごくきれいで、すがすがしい気持ちでいっぱいでした。
ここならきっとカップラーメンもおいしいだろう、ということで
カレーヌードルを食しました。
景色と適度な疲労で、いつもよりおいしく感じましたよ。
途中はどうなることかと思いましたが、ここまで来て本当に良かったです。
と思ったのもつかの間、ここまで来たということは、帰りもまた3時間ほどかけて
下山しなければなりません。
下山を始めたのが13時半頃。まだ続々と登ってくる人がいるのですよ。
この人らが下山するころには、真っ暗になるんじゃないか?
どうやって帰るんだろうと思い、途中ですれ違った人に聞いてみました。
すると、山頂から有馬温泉に抜けて、温泉に入って電車で帰るというじゃないですか。
しかも、山頂から有馬温泉までは2~3kmほど。
僕が戻ろうとしている道は、芦屋川駅まで約10km。
完全に選択ミスですね。その人に、一緒に有馬まで行きませんかと言われましたが
もうかなり下ってきたところだったので、今回はこのまま芦屋川まで戻ることにしました。
最初のほうはすれ違う人もたくさんいましたが
雨ヶ峠手前あたりからそれもなくなりましてね。
でも不思議と怖いとか寂しいという感覚はなかったです。
ただ帰ることだけしか頭になかったです。
そして芦屋川駅に着いたのが16時半頃。
予定より2時間ほど多く歩きました。
山を登るときは、こういう思い付きの行動は危険なんでしょうね。
次回はもっと調べて、有馬温泉コースにしてみようかと思います。
コロンビアの店員さん、素敵なハイキングコース(ロッククライミングと山登り)を
教えてくれてありがとう!
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